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新しい沖縄土産「ちぃるんこう」、皆様おひとついかがですか

沖縄っておいしいものが沢山ありますね。でも有名なのって意外と限られていると思います。新しい沖縄グルメの開拓求む

課題名 沖縄土産
課題内容 その地域の歴史、風土、産業はもとより、観光客の動向はどうかを
リサーチし、独自の沖縄観光土産を開発します。他地域の情勢まで調べることで説得量のある企画が完成します。商品ジャンルは菓子に限定します。
制作意図 沖縄の土産といえば「ちんすこう」「紅芋タルト」などが主流であり、同じ土産を何度ももらったことのある人も多い。調べてみると、食べ飽きたというひとが多いことが分かった。さらに、沖縄には伝統的な菓子が多いがその多くが広く知られていないことが分かり、その伝統的な菓子を用いて新たな沖縄名物を作る考えに至った。ちぃるんこうとは、ちんすこう同様琉球王朝に古くから伝わる菓子で、蒸したカステラのような上品な味である。本来は直方体であるが、切り分けが必要なものは土産物には向かないと考え個包装の饅頭型にした。なじみのない菓子であるため、最初は手に取りにくい。少しでも興味を持ってもらえるよう、まずパッケージを見ただけでほしくなるようなものにしようと考え、三個入りパック限定で紅型で作られた巾着に入れることにした。それ以上のものは卵色の箱に並べて入れ、包装紙でっ積む一般的な形のパッケージになっている。パッケージのデザインは、材料をえがくようにした。柑橘類の砂糖煮が入っているためみかんを描き、左上には沖縄の太陽をイメージした花とサトウキビをイメージした草をあしらっている。時の模様と巾着の紐には「いつの世までも足しげく」という願いを込めてミンサー織を描いた。
制作期間 10日間
© 2016 マーケティングデザイナー科 第3期生 生徒作品