第2課題:新商品企画提案「健康的なお菓子」

第2課題は「健康的なお菓子」を考案するというもの。
コンビニ、スーパーマーケットなど量販店で販売されている、体に良さそうな健康的な菓子の新規商品を提案しました。

手軽に食べることができ、低カロリーなグミを提案しました。栄養価は高いけれど、生では酸っぱくて食べづらい果実をお菓子にすることで、健康に寄与できるという可能性を示そうとしています。

この提案で行ったこと

  • 市場調査を踏まえた商品企画
  • パッケージデザイン

成果物

パッケージデザイン

きらめく果実のひとしずく クランベリー

パッケージは、商品名のイメージを壊さないように、シンプルかつクリアなイメージを大切にデザインしました。

みずみずしさを演出するため、パッケージ中央に水面のイメージを用い、果実のイラストや栄養成分を表記したオブジェクトに光の粒をあしらっています。

中央には透明な窓を設け、中身であるグミが見えるようにしてあります。グミ自体のデザインも、透明感・色鮮やかさ・やわらかさを感じられるよう意識しています。

果実イメージと中身について

クランベリーのイラストと赤いグミ

クランベリーのイラストは自己制作です。ペンタブレットを使い、Photoshopで描いています。

グミのイラストはシェイプ等を使用してPhotoshopで制作しています。

シリーズ展開:レモン

きらめく果実のひとしずく レモン

黄色はくすみやすいので、パッケージ側の黄色は若干赤みを強くしています。グミは逆に赤みを少し抑えています。

シリーズ展開:パッションフルーツ

きらめく果実のひとしずく パッションフルーツ

パッションフルーツの皮は紫ですが、中身がオレンジ寄りの黄色~黄緑色のため、パッケージは紫、グミは黄緑色の配色としています。

参考:案件と制作に関する詳細情報まとめ

案件概要

消費者庁に届けが必要な特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品ではなく一般食品の範疇での「体に良さそうなお菓子」の企画です。

制作概要

商品に関する次の要素の提案

  • 素材・形状
  • ネーミング
  • ロゴ
  • パッケージデザイン
商品要望 一般的な量販店に並ぶ流通菓子としての商品の提案。大量生産品。
デパ地下・専門店・洋菓子店等の手作り品ではないことが前提。
コンセプト お菓子だって、キレイのチカラになれる。
キャッチフレーズ 「甘酸っぱい雫の、浄化の魔法。」
メインターゲット 若い女性(20~30 代くらい)
利用シーン想定 オフィス、ダイエット中、通勤・出張、ミーティング、ジムの帰り等

制作の狙い

大量生産可能なことが絶対条件となる流通菓子であること、また一般食品というジャンルにおいて健康的なイメージづくりを確立しなければならないため、素材の組み合わせとパッケージの力が頼りになると考え、そこに重点を置いた提案としました。

商品とその素材 「グミ」を選択。シンプルかつ少ない種類の素材で生産でき、かつ保存性が高く流通菓子向きの商品です。小さく、また手を汚す心配もあまりなく、手軽さも人気の要因です。
組み合わせる素材 お菓子を好み、食べる可能性が高い若年層の女性をターゲットとしたため、この層にマッチする「栄養価の高い果実」を選択。健康イメージを強調するため、甘いより酸っぱいもの。また小粒で可愛らしいイメージがあり、赤く目立つ「クランベリー」をメイン食材として選択。
発展形の考慮 商品のバラエティーの豊かさと将来性を表現するため、シリーズ展開を想定して「レモン」および「パッションフルーツ」のパッケージも同時制作。

制作期間

全39時間

調査・企画 13時間
提案書 9時間
制作 17時間

制作環境

OS Windows 10 Home (64bit) / Windows 7 Home Premium(64bit)
アプリケーション Adobe Illustrator & Photoshop (CC / CS5)
その他 WACOM Intuos 3 PTZ-430

参考:プレゼンテーションに用いた提案書(サムネイル)

プレゼンデータサムネイル

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