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「とっておきの音楽祭in名古屋」Tシャツデザイン&商品開発提案

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クライアントはこの文字に強い思い入れがある。

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通常デザインを直線のみで描き、無機質、機械的にデザイン。
フラッシュ撮影をして初めて「音」「楽「祭」の文字の、生き生きとしたエネルギーを感じるよう差別化を図った。

今回、「みんなちがってみんないい」がコンセプトなので、 最初からリメイク・改造される前提のデザインにしている。 デザインの位置は、Tシャツをボトムスにインしたり、 丈を短くしてもデザインが切れないよう、上部に配置。 それぞれが骨格などに合わせ、自分に合うようにリメイクし、コーディネートできる。 そうして、音楽祭をさらに楽しめるようにデザインした。

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ビビッドカラーの配色で、音楽祭の活力にあふれている雰囲気や、明るく元気なイメージを表現。

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イベント開催日と時刻。 皆それぞれ違うはずの私たちが、『音楽が好き』という共通点があり、 2022年9月24日25日、10:00~20:00の名古屋のフェスに集まった。 そして楽しんだ。その記念、日記のように見返せば思い出せるよう 日付を大きく配置した。年、日付、時間、場所を入れることで、 数年経っても、この日、皆で 同じ時間、場所、 気持ちを共有したことを思い出す手がかりにした。

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この動きは、手話で「音楽」の意味。 ポリゴンにしたのは機械やAIと、制作途中・進化中のイメージ。 現在、我々は生活を機械や製品に助けられている。 今後はAIに頼る世の中になるはずなのでデザインに取り入れた。

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3つの意味を込めた。
①無限大 クライアントの「一人ひとりの可能性は無限大」という言葉。SDGsの12番「つくる責任 使う責任」
②リボン 国境や障がい関係なく、結びつく・繋がるイメージ。
③指揮者の蝶ネクタイ。

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SMFes…Special Music Festival、とっておきの音楽祭の英語表記。
In NAGOYA 2nd…名古屋で開催される第2回目。
= (イコール)…SDGsの10番「人や国の不平等をなくそう」

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コロナ禍になり、密接を防ぐため、銀テープが飛ぶ演出が無くなるライブが多くなった。代わりに麻素材のリボンを配布することを考案。麻・リネンはフラックスという植物から採れる天然繊維。森林の約4倍CO2を吸収し、水を与えなくても雨と光があれば育つエコな植物である。繊維から種、根にいたるまで 一切捨てるところがなく、製品から資材、肥料などに有効に使用されている。

課題名 「とっておきの音楽祭in名古屋」Tシャツデザイン&商品開発提案
課題内容 「とっておきの音楽祭in名古屋」は、障がいのある人もない人も一緒に音楽を楽しみながら、心のバリアフリーを目指すことを趣旨に開催される無料街頭コンサートイベントです。2001年宮城県仙台市で始まり名古屋での開催は2回目となります。音楽祭とSDGsとの親和性を持ちながら会場を盛り上げていきます。今回はこの会場で着用するTシャツのデザインをお願いします。メインデザインである「音」「楽」「祭」のロゴには光に反射するオーロラ文字を使います。また、このイベントの趣旨を反映したグッズの開発をしていただきます。
コンセプト 金子みすゞさんの詩「みんなちがってみんないい」
制作意図 伝えたいことは、みんな違うことが普通だということである。「当たり前」と感じるかもしれないが、耳や目が不自由な方を見て「障がいがある」という認識をしてしまうと思う。私は視力が低いのでコンタクトをしている。コンタクトや眼鏡を使うことは、ハンデがあるとされる方々が、車椅子や補聴器などを使うのと同じじではないだろうか。誰にでもできること、できないことがあり、人や物に助けられている。身体や知的に障がいがある方のことを「ハンデ」があるというが、得意・不得意があるだけで我々は工夫次第で同じことを楽しめる。ハンデがあるけどできることがある。しかしカラダに不自由がないからといって、なんの気遣いもしなくていいわけではない。
制作時間 52.5 hr
制作環境 Illustrator(CS5)/Photoshop(CS5)

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© 2022 マーケティングデザイナー科 第37期生 生徒作品