制作意図 工夫した点 |
1.3C分析に基づいたコンセプト設定
- 3C分析に基づいて市場の現状や、競合他社の特徴・自社の強みを分析し、「原点回帰」というコンセプトを設定。「ステテコ=日本の下着」という原点に立ち返り、日本古来のデザインを施すことで、他社との差別化・自社製品の強みを活かすことを考えた。
■市場(顧客)
- 2008年にステテコドットコムが仕掛けたステテコの市場は、東日本大震災による節電対策をきっかけにブームに火が着き、現在ではユニクロ・ワコール・ヘインズなど多数のメーカーが参入。デザインだけでなく機能性・素材・価格帯も充実し、ある一定の成長を遂げている(商品は飽和状態にある)と考えた。
■競合他社の特徴
- ステテコドットコム=「デザイン豊富」 ユニクロ=「低価格・エアリズム」
ワコール=「女性向け」 ヘインズ=「若者向け」
■自社(クライアント企業)の強み
- 日本製品であること、クレープ素材を使用した高品質な製品であることなど。
2.「いいものを贈りたい」というニーズを想定した高級感のあるデザイン
- 自分の父ではなく配偶者の父にプレゼントするというシーンを想定し、「いいものを贈りたい」というニーズを持つ層(30~40代後半の女性)をターゲットとして考えた。低価格帯の商品が多いステテコだが、価格は5,000~6,000円前後を想定。父の日ギフトにおける平均予算:5,294円にもマッチするよう、高級感を意識した。
|