• かや生地タオル
• パッケージ
• 各種バナー
• 商品アピールPOP

1.アパレルショップでの販売を視野に入れたデザイン

　「かや生地ふきん」をファッションのひとつとして若い人に向けたデザインにすれば、手にとっていただける可能性が高くなると考えました。 そのため、ターゲットを20代から30代の男女に絞り、性別を問わずに使用できる動物をモチーフにデザインにしました。 　また、ファッション性を高めるべく、デザインされた商品タグを付属じ、商品のアクセントを考えたデザインにしました。

2.テーマカラー

　市場調査を行った結果、パステル調の柔らかい印象の女性向けの商品が多く存在していることが分かった。そのため、ビビットトーンよりも明度を明るくしたブライトトーンを軸にし、一枚持っているだけで、明るい気持ちになってもらえるようなデザインを意識しました。 　また、男性のお客様も使いやすいように濃いブルーも使用しました。

3.付属品のデザイン

　パッケージは中身の商品の柄がひと目で分かるようにプリントをします。そして、パッケージのデザインにアクセントをつけるために、窓をあけて商品タグが見えるようにしました。
　商品ポップでは、打ち出したい柄を前面に配置することによって、お客様の目につくように意識しました。

■商品企画の面白さ、評価されることの喜び

　「どんな商品が売れるのか、どんなデザインにしたら喜ばれるだろうか」と、1から商品コンセプトを考え立案することの面白さを経験することが出来ました。『かっこ悪いものをかっこよく見せることがお客様に喜ばれる。』という株式会社大醐の社長様のお言葉に感銘を受け、私も意識してデザインに努めました。
　プレゼンでは、聞いている皆さんに伝わりやすいように、必要最低限のことだけ表示し、こだわったところのページをゆっくりと説明するよう意識しました。おかげで、作品はクラスの方からの評価も上々で、先生からもプレゼン上手だったよと評価していただきました。私はこの課題から、評価されることの喜び、努力した分だけ結果がついてくることを身をもって経験しました。

■悔しさを原動力に

　私は入所してから、自らの力不足を嘆いたことが2度あります。それはプレゼンテーションと面接です。
　人前で話すことの苦手な私は、プレゼン前日かなり準備をしてプレゼンに臨みましたが、「棒読みで内容が入ってこなかった」と酷評をされ悔しい思いをしました。
　面接では、研修を受けたい気持ちをうまく伝えることができず、第一希望のインターンシップ先に入れなかったことです。（どこの企業かは秘密です笑）。
　私は、この気持ちを清算したくて、今まで以上に構想を練り、プレゼンテーションで伝えることも暗記し、当日に臨みました。
　あの時はとても悔しい気持ちでしたが、そういう本当に悔しいと感じた経験が人を成長させるきっかけになるのだと身をもって学びました。今では感謝の気持ちでいっぱいです。成長させていただける機会を作っていただき、本当にありがとうございました。
　
　羊かわいいでしょ