現状の不安 ×未来の自分への期待
ターゲットがインターネットで転職関係のバナーを目にする際に感じていることは何でしょうか。それは、「自分はこのままでいいのかな」という漠然とした現状への不安であったり、「もっと自分はできるはず」という未来の自分への期待や可能性であることが想定されます。
そのため、キャッチコピーでは「自分にもできるかもしれない」と認識してもらえるような言葉を選んでおります。
また、本バナーにはもうひとつ大きな配置物があります。「旗とその中の文字」です。「3か月で0から学べる」。これは強みであるため、欠かさずに配置する必要がありました。だからこそ、キャッチコピーと旗の文字のバランスには工夫を施しています。その工夫は4つあります。文字を大きく、斜めに、目立つように余白を作っておく基本的なことに加え、最初に旗の文字に目がいかないように、旗の部分の文字は、背景と同化させておきます。そうすることで旗の中の文字は大きく読みやすさを保ちながらも、キャッチコピーを邪魔させないように配置することができます。
これによって、下記のような目線の導線を得られるでしょう。 ①キャッチコピーでターゲットを引き付け、 ②旗の文章で、実現可能性を感じてもらい、 ③帯部分で、説明だけでも聞いてみよう。
という導線設計をしています。
制作日 : 2021.7
制作時間 :
緑豊かな環境
高級感ある創り
・コンセプトへの対応
高級感は、全体のレイアウトと、写真で表現しております。ベースの色には、落ち着きや信頼のイメージをもつ青を採用し、写真は、ホテルのラウンジのような外観のものを採用しております。また、木々の「緑」もコンセプトですので、写真を緑の存在が大きくなるように加工・配置しています。
しかしながら、パッと見、THE カッコいい、という印象ではないのではないでしょうか？それには理由があります。今回のターゲットは、ご高齢のご夫婦です。そのため、洗練された高級感を残しつつも、必要な情報の見やすさにこだわりました。例えば、文字を大きくしたり、太く配置することを大切にしています。
また、選定の際には、マンション名よりもマンションのコンセプトの方に興味が向くはずなので、コンセプトを大きく配置しております。
・キャッチコピーについてターゲットは、社会的にも成功され、夫婦仲も円満なお二人を想定しています。そのような方は、ご自身の価値観をしっかりと持っておられると考えられるため「こだわり」という言葉を使いました。また、金銭的にもゆとりがあり、良いものに囲まれているため「上質」さを主張しています。そして、値段だけではない家族で笑顔に過ごせる「快適」さをも大切にされていることも主張しました。
制作日 : 2021.7
制作時間 :
再挑戦
あなたは何度も、真剣に英語と向き合ってきました。 なのでなんとなーくは文法とか理解できる。 でも、ビジネスで「英語ができます」とは言えないレベル。 そんなときに「まだ、英語も読めないの？」 という言葉をかけられたらどう感じますか。
本バナーでは感情へのインパクトが強いキャッチコピーにより、 自身の英語力の危機感と英語の必要性の再認識のきっかけを促しております。 その言葉によってバナーに注目させ、「WRT」という教材名、そしてその学習方法の簡易性を記載しました。
しかし、ターゲットは、何度も英語への挫折経験のある人です。 カンタン、インパクトが強い、という理由だけではなかなか手を出しません。興味を示してもらうには、信頼性・権威性を示す必要があります。 そのため、バナーの帯部分には「小学校で使われている」という権威性を記載しております。 また、最後に目が行く部分で「期間限定」で「安い」ということがわかり、バナーのクリックにつなげていく戦略があります。
制作日 : 2021.7
制作時間 :
