坂をかけあがって ちょっとくだる with Friends

地域ブランディング~新名物・憑き武者もなか/商品ポスター~

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土産店で「パッケージ買い」を狙ってデザインしました

ブランデング
デザイン
長久手市の歴史や文化、市民生活など地域性を現した
オリジナリティある長久手ブランド商品(食品)の提案をする
コンセプト 1584年4月9日午前10時ころ、羽柴秀吉VS織田信雄・徳川家康の「小牧・長久手の戦い」において、最大の激戦地となった 長久手古戦場では、およそ2時間の戦いで3,000人余が戦死したといわれている。長久手には、いまも古戦場公園・首塚・血の池 などの史跡が残り戦いのはじまりを合図する〝ほら貝”や〝発砲”の音などが 聞こえることもあるという。 リニモ「長久手古戦場駅」周辺は今後、大きな商業施設が誕生し、街が様変わりしていく事が予想され、長久手に住む人々の間 でも、歴史の大きな転換期となったこの戦いを後世に継承していきたという声もあがっている。400年以上前の出来事とはいえ、 この地で様々な思いを抱えて戦いに挑んだ人々のことを忘れてはいけない。長久手合戦で命を落とした3,000余の武士が今は 「長久手の守護神」として、長久手の地を守ってくれていると想像し、素材は彼らが一度食べてみたいと思うような美味しい最中 とした。今を生きる私たちと共に、ひと時の幸福を彼らと分かち合いたい。
制作意図 4つのキャラクターの表情で、3000の武士たちの喜怒哀楽を現した。ポスター下には長久手合戦のあらすじを掲載。 フォントカラーを薄くすることで全体のデザインを邪魔しないように心がけた。興味を持ってくれた人には少し近づいて 読んでいただきたい。
左下のロゴには仕掛けが。押すと戦いの合図とされる「ほら貝」の音が鳴る。長久手にいった人が「ほら貝」の音が聞こえたと 話していたことから、戦いの臨場感を想像させるため音が出る仕掛けポスターを考案した。
ポスターの掲載場所は、IKEYAやイオンの建設予定で、ますますの発展が予想される「リニモ長久手古戦場駅」付近に増えて くるであろう土産店内を想定。最中という商品特性上、試食はないものと仮定して、商品陳列付近にポスターを掲載し、消費者の パッケージ買いを狙う。観光客の土産として、地元の方々のお持たせとして、活用していただくため、手渡した人に「かわいい」 と喜んでいただけるようなデザインを心がけた。
制作期間 2015年12月28日~2016年1月7日/12時間
制作環境 イラストレーターCS5
© 2016 マーケティングデザイナー科 第1期生 生徒作品