高浜・鬼師
ブランディングデザイン
愛知県高浜市の伝統産業「鬼瓦」の発展に向けて
提案するブランドONITAKA
- 屋根瓦と鬼瓦をイメージ
- 鬼瓦の部分は魔除けの意味を表す赤色にし、上向き矢印の形もかねて、発展・上昇の意味をこめた
- 屋根瓦も、鬼師、瓦、高浜市のこれからの発展の願いをこめて末広がりにした
コンセプトについて
共存
瓦の名産地“高浜市”がある愛知県は、瓦以外に陶磁器も有名である。どちらも同じ“土”からできた産物であり、互いの良さを活かしながら、瓦の魅力を発信していきたい。
それに伴い、陶磁器の発展さらには愛知県の魅力も高まることを期待し、地元地域や伝統産業の発展に貢献したいという思いをブランドに込めた。
ブランドをより多くの人に知ってもらうために
まずはブランドが展開する商品を知ってもらうことが必要。
宣伝ツールとしてSNSを選択し、中でも写真が中心のインスタグラムに注目、調査した。
市場調査インスタグラムについて
多くの人に魅力を知ってもらうため、SNSのインスタグラムについて調査
インスタグラムの魅力は?
素敵な写真を閲覧できる点 81%
“真似したい”と思ったことがあるインスタグラムの投稿のジャンルは?
ファッション 67%
食べ物 / 飲み物 58%
引用:トレンダーズ株式会社「女性の Instagram 活用」に関する意識・実態調査
戦略
- インスタグラムの“食”のジャンルでアップされるよう、商品は食器にする
- 商品に添えたパンフレットや、SNS、HPで鬼師や瓦の魅力を伝える
- ゆくゆくは、瓦を使った建造物(カフェ、主要な駅)を作り、瓦本来の魅力を伝えることが目標
瓦屋根のイメージ | 地震に弱い |
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鬼師の特徴 | 歴史的建造物の修復実績 伝統工芸の技 |
提案する商品瓦素材のお皿
ターゲット | インスタグラムを使用する人 |
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活用場所 | 食卓 |
課題名 | 高浜・鬼師ブランディングデザイン |
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課題内容 | 愛知県高浜市の伝統産業「鬼瓦」の発展を目的に、「鬼師」のブランディングデザインを考える。 歴史や文化、産業などの地域性を土台に、高浜の鬼師のブランドイメージ戦略と、それを実現する具体的提案をする。 キーワード:高浜らしい、これが鬼師、鬼瓦の価値 |
制作期間 | 2017/1/24~2017/2/6 |
制作手順 |
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制作意図 | 鬼師の粘土細工の技を活かした商品を展開し、そこから鬼師・瓦・高浜市の魅力を発信していこうという狙いで制作しました。 まずは商品を多くの人に知ってもらうため、SNSで注目ある写真のジャンルを調査。比較的“食”に関するジャンルに関心が高かった為、商品を食器にしました。 商品には、鬼師・瓦・高浜市の魅力を伝えられるパンフレットを添え、またブランドの HP も立ち上げ、鬼師や瓦、高浜の魅力を発信していけたらという思いで制作しました。 |
使用ソフト | illustratorCS5 |