4ヶ月間の演習で修得した
グラフィックソフトの応用操作技術とその表現技術の成果

普段使いの介助食器 考案

食事を補助してもらう立場から、補助する方を思いやる食器をデザインしました。
制作では特に立体の表現方法に挑戦しました。

互いに思いやる食器 商品チラシ

3案作成したうち、下の擬人化した動物イラスト入りよりも、クラスで支持の多かったのは上の商品イラストのチラシでした。

互いに思いやる食器 動物イラストチラシ 互いに思いやる食器 企画概要
介護・介助用食器
考案
  • 商品チラシ作成 A4片面フルカラー印刷
  • 市場調査、コンセプト立案、商品デザイン制作、企画書作成およびプレゼンテーション
制作環境・期間
  • Photoshop CS5, Illustrator CS5 (Windows, Mac)
  • CLIP STUDIO PAINT PRO (Mac)
  • 2017年11月13日~11月21日(30時間)
制作ポイント 商品デザイン:
器が独特な形状のため、商品を立体で表現することに苦心した。側面・上面の見取り図を確定してから、イラストレーターによって描画した。
  1. 器内壁:線形及び円形の複数の木目調グラデーション画像を作成し、これらをエンベロープにして変形させ、半透明化して重ねた。光彩は白いグラデーションを半透明化して重ねた。器の縁は、パスのアウトラインで線を並べ、さらに茶系の線状グラデーションをかけた。
  2. 器外側:メッシュをかけて着色し立体感を陰影で表現した。黄色い模様は器自体のふくらみと遠近に沿わせるために、一つずつをエンベロープにして変形させた。
  3. スプーン皿部:メッシュをかけて色を指定し、ドロップシャドウをつけて陰影をつけた。くぼみ部分にはさらに光彩をかけた。
  4. スプーン柄部:アルミの硬質感は、グレーのグラデーション画像をエンベロープにして表現した。アピアランスを分割し、ドロップシャドウで陰をつけた。
チラシ紙面構成:
  • 商品の特徴をイラストと短文で説明した。2商品を1枚に収めるため、情報が混ざらないようにグリッドで分けて配置した。
  • 動物イラストは、別のグラフィックソフトCLIP STUDIO PAINTを使用して描画に挑戦した。
  • 介護・介助の食事補助のための購入だけでなく、病気療養や離乳食などの日常使いでの需要を見込んで、対象者が限定されないチラシとした。
© 2017 マーケティングデザイナー養成科 第10期生 生徒作品
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