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鬼師に憧れる「いぶき」を中心に据えた「キラッと鬼師プロジェクト」の紹介

この課題をきっかけに「ライブペイント機能」を知り、 以降Illustratorで絵を描くのがさらに楽しく、やりやすくなりました。

調査をして感じたのは、高浜市、そして鬼師のみなさんの中にある熱意でした。 その想いを鬼瓦文化の振興に確実に繋げたいと強く思い、とりわけ熱の入った課題になりました。

課題名 高浜・鬼師ブランディング
課題内容・
制作留意点
愛知県高浜市の伝統産業「鬼瓦」の発展を目的に、「鬼師」のブランディングデザインを考える。歴史や文化、産業などの地域性を土台に、高浜の鬼師のブランドイメージ戦略とそれを実現する具体的提案をすること。
地域特性
(※所感)
  • 愛知県の中部に位置し、三河県に属する。
  • 総人口はおよそ4.5万人。老若男女がバランスよくいる「まち」。
  • 近年、地域映画を作成しており、その協力の様子からも地元愛の強さが窺える。
  • 高浜鬼師は個々の工房の特色がしっかり確立していながら、横の繋がりも強く団結力がある。
タグライン つたえたい、おにがわらのみりょく
コンセプト
  • 鬼瓦の多様性、鬼瓦の無限の可能性
  • かっこいい、憧れの職業「鬼師」
制作
意図
概要 第一に目指したのは、
高浜鬼瓦文化の浸透・振興 と、
高浜鬼師皆さんの仕事面での盛り上がり
の両立でした。

鬼瓦は元々屋根に取り付けるものですが、迫力ある鬼瓦の魅力を身近に感じるにあたって 屋根の葺き替えを行わないといけないとなるとハードルが高く感じました。
しかし、フィギュア収集の一環でインテリアのように買えたらどうだろうか、と考え、 メインキャラクターのいぶきが鎧を着ていたことも相まって、その延長線上で鬼瓦五月人形というアイデアに着地しました。

他のグッズやアイデアも、「まず地域に根ざし、そこから全国へ、世界へ発信する」ことを意識して考案しました。

補足 以下、簡単に補足。

[メインキャラクター] 鬼瓦の調査してまず驚いたのは、種類の豊富さでした。 鬼瓦を知らない人だけでなく、自分同様「鬼面鬼瓦」しか知らない方にも是非興味を持っていただきたいと考え、 鬼面・カエズ・経ノ巻・鯱・獅子・立浪を組み込みました。一枚絵でも迫力があるため、パーツごとや全体図をチラシ柄にする等、様々なグッズ展開が可能です。

[ストラップ] 立体の鬼瓦の魅力を、高浜市内外問わずいろんな方に手軽に味わっていただきたいと考えました。 本物の鬼瓦では重たくなってしまうため、敢えて疑似的にし、ポップなグッズにしています。

[カステラ] 鬼瓦は硬いものなので柔らかいお菓子にならないかなと考え人形焼きにたどり着いたとき、 受験時代にお世話になった「頭脳パン」を思い出しました。 お土産品としてだけでなく、勉強や会議・仕事のお伴として日常的に食べてもらうのにも適しているので、 地域の皆さんにも小さなころから親しんでもらえればと思います。

制作期間 総制作時間48時間
鬼師マーク制作(各パーツ製作・組み合わせ検討)時間18時間
制作環境 Windows10, IllustratorCS5, PhotoshopCS5
© 2016 マーケティングデザイナー科 第5期生 生徒作品